あの頃の君へ〜eternal love〜
『でもさ…』



『俺、意外とこういうの
夢だったんだよな。』



『…えっ!?そんなっ!』



『今までだってあったでしょ?』



美希が俺の話に驚きながら
とっさに後ろを振り返った。



『…ねぇよ。』



『俺本気で好きで付き合った
のってお前しかいねぇから。』



『それ…本当?』



『ああ。』



互いの身体を向かい合わせて
美希がいきなり熱い唇を重ねた。



『………っっ!!!』



それはあまりにも突然で
俺の背中に激しい電流が流れた。



『っはぁ……はぁ、、』



舌を絡めては離れ何度も返す。



こんな彼女を見たのは
初めてかもしれない。
< 135 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop