あの頃の君へ〜eternal love〜
『きっとお客さんの数
すごいんだろうなぁ。』



『…だといいけどな。』



そう言われて初めて実感した。



本当にあと2日で



俺はeternalから
消えるんだって。



『今年も一緒に過ごせ
ないのは寂しいけど…』



『武瑠の最終日楽しみだね!』



『ああ!』



2人同時に風呂を上がると



俺は早速冷蔵庫へ手を伸ばし
2本の水を取り戻した。



『美希!これ!』



『ありがとっ♪』



『あーっ!うめぇー!』



渇いた喉を潤すように
俺は一気にそれを飲み干した。
< 137 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop