あの頃の君へ〜eternal love〜
すると、



しばらく沈黙が続いた後
美希がそっと口を開いた。



『ねぇ、武瑠…』



『ん…?』



『何か私に出来る事ってないかな?』



『何だよ?いきなり…』



『あのね…』



『武瑠がピンチの時は
私も力になりたいの。』



美希が上半身を少し起こして
暗闇の中の俺を見つめた。



『秀吉くんの事…』



『あんまり1人で悩まないでね?』



『私がいる事も
忘れない欲しいの。』



『ああ。分かってる。』



大丈夫。



お前がそばに居てくれるだけで
俺はいつだって助けられてるんだ。



『じゃあ、おやすみ!』



『…ああ。』



そのまま2人は抱き合い…



甘いキスをして
深い眠りについた。
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