あの頃の君へ〜eternal love〜
『見せつけてやればいい。』



『本当に俺に愛されてるのは
お前なんだって…。』



野次馬の声など無視をして、



俺はさらに挑発するように、、



ナイフで切り分けたケーキを
口から口へと美希に運んだ。



『///……んっ!!…はぁ、、//』



『美希…?もう大丈夫だよ。』



真っ赤な顔で吐息を漏らす美希。



俺は彼女をもう一度抱きかかえて
そっと元の席へ座らせた。



『蓮ーーーっ!!!』



『その子ばっかりズルーイ!!』



野次の飛び交うステージで
俺は一人マイクを握った。
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