あの頃の君へ〜eternal love〜
____閉店後。



全ての営業を終えて、
俺は私服姿の"武瑠"に戻った。



『お疲れ様です。』



そのままフロアへ顔を出すと、
既に店中のキャストたちが
ソファの上で酔いつぶれていた。



俺のために、
一日中身体を張ってくれた、、



何よりも大切な仲間たちだ。



『おーい!秀吉っ!!起きろっ!!』



大声を出してもピクリともしない。



俺は、その身体を左右に揺すって
無理やり起こそうとした。



『…う〜ん、、マコちゃ〜ん…。』



『…スキだよぉ〜〜。』



寝返りを打ちながら寝言を漏らす。



どうやら秀吉は、夢の中でも
マコを想っているようだ。
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