あの頃の君へ〜eternal love〜
初めて見た。



自信に満ちあふれた
一輝のこんな笑顔は…。



『じゃあ、、頼むぞ!』



俺はそう言って一輝の右肩を
ポン!と叩いた。



『あのっ…蓮さん、、!』



『……ん?』



『また…どこかで会えますよね?』



『ああ!』



『今度は俺から会いに行くよ。』



ここで"さよなら"を言ったら
ますます別れが辛くなる。



だから、俺はまっすぐ前を向いて、、



何も言わずに、そのまま店を後にした。
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