あの頃の君へ〜eternal love〜
『あの…蓮さん、、』



『ありがとうございます…//』



『いいえ♪』



美希を助手席に乗せると、
俺はゆっくりとアクセルを踏んだ。



『あっ…!そこの信号を右です。』



『…了解♪』



それから、特に会話もないまま…
俺はひたすらハンドルを握り続けた。



隣では、美希が車の窓から
動く夜景をじっと眺めていた。



〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪



今、無言の2人を繋いでいるのは
車内に流れるこの曲だけ…



"何を話そう、、"



そう思った時、



美希が嬉しそうに
運転席へ顔を向けた。
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