あの頃の君へ〜eternal love〜
『あのさ、、』



『これから、
プライベートで会わない…?』



『、、えっ…!?』



昨日言いかけたまま…
伝えられずにいた俺の気持ち。



その言葉に、美希は目を丸くして
とても動揺していた。



『昨日も言ったけどさ、、』



『俺は、店に通ってもらいたくて
こんな事言ってるんじゃないんだ。』



自分でも十分自覚している。



俺は"ホスト失格"だ。



指名もない売れないホストが、
恋愛にうつつを抜かしている
場合じゃない。



でも、、どうしても
この恋だけは手に入れたかった。



俺には諦めるなんて出来なかった。
< 324 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop