あの頃の君へ〜eternal love〜
『俺は、金なんかどうでもいい。』



『どうしてもお前とっ!!
プライベートで会いたいんだ…』



『、、…………。』



すると、美希は俺から視線を逸らして
すぐに向こう側を指さした。



『…あの茶色い屋根が家です、、』



『……了解!』



俺は大きくハンドルを切って、
そのまま道路わきに車を止めた。



『はい、到着…♪』



『ありがとうございます…///』



美希は鞄を肩に掛けると、
小さな声でお礼を言った。



その時、、



俺の視界に飛び込んできたのは、



まるで絵本の世界にあるような
可愛いらしいカントリー調の
一軒家だった。
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