あの頃の君へ〜eternal love〜
『ごめんなさいっ…!』



『私…もう行かなきゃっ、、』



美希はシートベルトを外すと、
お辞儀をして俺に言った。



『今日は、こんな所まで…
本当にありがとうございました。』



『…それじゃあ、、』



そして、俺を見る事もなく…
素早く車のドアに手を掛けた。



『………待てよっ!!!』



俺は、大きな声で右腕を掴み
すぐに彼女を引き止めた。



『俺は、、お前が思ってる
ような男じゃない。』



『店でのポジションだって…
俺は最下位の売れないホストだ。』



俺は、運転席から身を乗り出して
真剣な目で想いを伝えた。
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