あの頃の君へ〜eternal love〜
顔の傷はすっかり治り、
腫れも引いた。



でも、まだ少しだけ痛むのは…
自分の弱い"心"だった。



『そっか…』



『何かあったら、、
次は相談してくれよな…?』



『ああ。…サンキュ!』



2人はそれ以上何も聞かずに、
ただ黙ってそばにいてくれた。



『あっ…!』



『、、悠星さんっ!!』



支度を終えた悠星と通路ですれ違い、
俺はその場で頭を下げた。



『先日は、、
本当にすみませんでした…。』



『…ああ。』



しかし、
悠星はこちらを見向きもせず…



素っ気ない態度で俺を横切った。
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