あの頃の君へ〜eternal love〜
『よしっ…♪』



『今日は高いお酒バンバン
入れちゃうからねっ!!!』



『えっ…!?大丈夫なの??』



そんな俺の心配をよそに、



彼女は隣で楽しそうに
メニューを開いた。



その瞬間…



俺はふと、



どこからか冷たい視線を
感じたような気がした。



『……………。』



『、、れんれん…?』



『どうかした…?』



突然黙り込んでしまった俺に
彼女は不思議そうに首を傾げた。



『あっ、、いや…』



『何でもないよ。』



まぁ、、



きっと俺の思い過ごしだろう。



あの時はそんな風に
特に気にも止めなかった。



しかし、、



悲劇は着々と俺に迫っていた。



そしてついに…



"あの男"が牙を向いた。
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