あの頃の君へ〜eternal love〜
『だが、、』



『これだけの短期間で
俺たちに追いつけるのは…』



『何か"裏"があるからだろ、、?』



壁にぶら下がっていた
画びょうがコロコロと転がり…



レオの足元でピタリと止まった。



そして、



この静かな空間には



俺を囲んだ賑やかなコールが
ドアを越えて響いていた。



『…そうでしょうか?』



『僕にはそんな風には
思えませんが、、。』



『珍しいですね…?』



『レオさんがそこまで
新人に食いつくなんて…』



この時、



レオが見せたのは…



いまだかつてない
鬼気迫る表情だった。
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