あの頃の君へ〜eternal love〜
『秀吉、ついにやったな!』



『本当におめでとう。』



『サンキュ!優弥っ!』



2人は肘と肘を合わせて
友情の証であるガッツポーズを交わした。



『けどよ‥』



『No.1になったからって天狗にはなるなよ?』



『ここで威張ってていいのは
蓮や飛龍さんくらいだからな?』



『あははっ!分かってるよ//』



ずっと一緒に頑張ってきた仲間が
こうして頂点に立てた事。



先輩の優弥としてはちょっぴり
悔しいと感じた時もあったかもしれない。



しかし、優弥はもともと
順位にばかりこだわる性格ではない。



お客様にとってどれだけ良い仕事が出来たか。



優弥はそこに重きを置いていた。



そうこうしていると



ホールの向こう側から
飛龍さんの怒鳴り声が響いた。



"おーい!秀吉!優弥!"



"もうミーティング始めるぞ!!"



『うっわ…!やっべえ!!』



『急げっっ!!!!』



こうして、



2人は無事に6年目のスタートを切った。
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