あの頃の君へ〜eternal love〜
あれから、



あっという間に月日は流れ
季節は春から夏へと変わった。



オレは順調に売り上げを伸ばし、



いつの間にか"店のNo. 1"
と呼ばれるようになっていた。



彼女との仲も相変わらずで
毎日が楽しくて仕方がない。



だからきっと今のオレは
リア充の真っ只中なんだろうな。



そんな事を思いながら
ふと更衣室の鏡に自分を写すと、



ソファで寝そべっていた優弥が
急に上半身を起こした。



『なんかお前、この頃
急に男らしくなったな!』



『えっ?そう!?』



『おうっ!顔つきもそうだし、
急に大人になったっつーか‥』



『やっぱり年上彼女の影響か?』
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