あの頃の君へ〜eternal love〜
優弥の目は本気だ。



誰よりもオレを
心配してくれている。



それは痛いほど分かった。



でも、オレの心は
もう引き返せない。



麻衣子と別れるくらいなら
死んだ方がマシだ。



『優弥‥』



『オレ、麻衣子の事全部知ってるよ。』



『良いところも悪いところも
キャバ嬢としてのマコの顔もね。』



『だから最初はずっと悩んでた。』



『どうしてオレなんだろう?』



『一体どんな目的があって
彼女は店に来たんだろう?って。』



『でも、一緒に過ごしていくうちに
そんな事どうでもよくなってた。』



『気づいた時にはもう周りなんか
見えないくらい好きになってたんだ。』
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