あの頃の君へ〜eternal love〜
ドアの向こうから聞こえる
賑やかなシャンパンコール。



ほんの少し前までのオレは
悩んでばかりいる小さな男だった。



でも、今ではどんな事にも
揺るがない強い心を手に入れた。



たとえ彼女が悪魔だとしても



この想いを殺す事など
オレには出来ない。



『お前‥本気なんだな?』



『うん。何があっても
オレは麻衣子を信じてる。』



『オレにはそれしか出来ないから。』



『そっか。そこまで言うなら
オレはもうお前を止めない。』



『けど、あの子のバックについてる
奴らにだけはマジで気をつけろよ?』



『いつ何があっても
おかしくねぇんだからさ。』



『うん。』
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