あの頃の君へ〜eternal love〜
『ん?なんだろう‥?』
首を傾げながら
通話ボタンを押すと
受話器の向こう側から
聞き慣れた低い声が届いた。
『蓮、俺だ。飛龍だ。』
『えっ!飛龍さん‥!?』
『どうも!お久しぶりです。』
俺は椅子から立ち上がると
急ぎ足でホテルのロビーへ向かい、
フロントの前にいくつも並んだ
茶色のソファに腰を下ろした。
尊敬する恩師の声は
相変わらず優しかった。
『蓮、元気にしてるか?』
『ええ。おかげさまで。』
『大変な事も多いですけど
毎日とても充実してますよ。』
『そうか。それは良かった。』
俺の脳裏に電話越しで微笑む
飛龍さんの顔が浮かんだ。
首を傾げながら
通話ボタンを押すと
受話器の向こう側から
聞き慣れた低い声が届いた。
『蓮、俺だ。飛龍だ。』
『えっ!飛龍さん‥!?』
『どうも!お久しぶりです。』
俺は椅子から立ち上がると
急ぎ足でホテルのロビーへ向かい、
フロントの前にいくつも並んだ
茶色のソファに腰を下ろした。
尊敬する恩師の声は
相変わらず優しかった。
『蓮、元気にしてるか?』
『ええ。おかげさまで。』
『大変な事も多いですけど
毎日とても充実してますよ。』
『そうか。それは良かった。』
俺の脳裏に電話越しで微笑む
飛龍さんの顔が浮かんだ。