あの頃の君へ〜eternal love〜
まさかあのeternalが
そんな事になっていたなんて‥



予想もしない展開に
俺の胸はズキズキと痛んだ。



『なぁ、蓮‥』



『週末だけでもいい。
戻ってきてくれないか?』



『もう1度お前の力を貸して欲しいんだ。』



『頼む。』



『飛龍さん‥。』



俺はしばらく返答に迷った。



それは真っ先に
美希の顔が浮かんだからだった。



もしもこのまま夜に戻れば



俺はまた彼女を
傷つけてしまうかもしれない。



けど、



今の自分に出来る事は
eternalを守る事。



だから大事な店を守るためには
それもまたやむを得ない事だと思った。



美希ならきっと分かってくれる。



そう信じているから。
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