あの頃の君へ〜eternal love〜
『なぁ、マコに会ってみたいと思うか?』



『ええ。まぁ、1度くらいは‥』



すると、



彼が突然突拍子もない事を口にした。



『君、キャバクラの経験は?』



『えっ!?経験ですか‥?』



『遊びに行った事はありますが
まだ働いた事はありません。』



『そうか。楽しかったか?』



『ええ。とても刺激的でした。』



『‥なるほど。』



『私が思うに、君はまだ
夜の世界に未練があるだろう?』



『それならボーイとして
ウチで働いてみないか?』



『君に昼の仕事など似合わない。』



『もう1度華やかな世界で
自分の力を試してみないか?』



その言葉に俺の心は
波のように揺れ動いた。



彼の目は真っ直ぐで
その表情は少しもブレない。
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