あの頃の君へ〜eternal love〜
第14章…破滅と破壊
新店舗のオープンを
2週間後に控えた早朝。
俺は八王子駅からほど近い
9階建ての黒いビルを見上げていた。
そのビルの3Fにオープンするのが
"NEW LEGEND 八王子店"だ。
その日が待ち遠しくて
いつからかここへ足を運ぶ事が
俺の毎朝の日課になっていた。
『はぁ‥‥』
吐く息が俺の顔を真っ白く覆う。
空は透き通るほど青く澄んでいるのに
吹く風は日に日に冷たさを増していく。
どうやら今年もまた
寒い冬がやって来たようだ。
新店舗の立ち上げは
想像以上に大変だったが
内装から照明、備品に至る細部にまで
自分のこだわりを詰め込む事が出来た。
全てが順調に進んでいる今
俺は毎日が楽しくて仕方がない。
2週間後に控えた早朝。
俺は八王子駅からほど近い
9階建ての黒いビルを見上げていた。
そのビルの3Fにオープンするのが
"NEW LEGEND 八王子店"だ。
その日が待ち遠しくて
いつからかここへ足を運ぶ事が
俺の毎朝の日課になっていた。
『はぁ‥‥』
吐く息が俺の顔を真っ白く覆う。
空は透き通るほど青く澄んでいるのに
吹く風は日に日に冷たさを増していく。
どうやら今年もまた
寒い冬がやって来たようだ。
新店舗の立ち上げは
想像以上に大変だったが
内装から照明、備品に至る細部にまで
自分のこだわりを詰め込む事が出来た。
全てが順調に進んでいる今
俺は毎日が楽しくて仕方がない。