あの頃の君へ〜eternal love〜
『ここにいると心が和むなぁ。』



『ほっとするって言うか‥
なんか不思議な気持ちです。』



『あはは!私もそうですよ。』



『花は人を癒し心まで元気にしてくれる。』



『だから私は花が大好きなんです。』



沢山の美しい花々に向かって
彼女が優しく微笑んだ。



花たちもその笑顔に癒され
より一層輝きを増していた。



それは俺の心の中にあるガラクタを
一瞬で洗い流してくれた。



“もっともっとその笑顔が見たい。”



俺はまた次の日もそのまた次の日も
彼女に会いたいと思った。



あれほどもう恋愛はこりごりだと
思っていたのに不思議だ。



彼女とは心の奥底で



さらに深い繋がりが
欲しいと思ってしまった。
< 865 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop