あの頃の君へ〜eternal love〜
『だって、、』



『店って渋谷だよっ!?』



『そんな遠くまで大丈夫なの?』



『平気だよ。』



『だってお前は毎日横浜から
電車で通ってんじゃん。』



『そりゃあ、まあそうだけど…』



『遠いし…』



『なんか悪いし…』



『ばーか。』



『たまには甘えろって。』



俺は美希の肩を抱き寄せて
今度は額にキスをした。



『ありがと…///』



美希はそっと目を閉じて
俺の胸に身を委ねた。



『なぁ…』



『お前ってホント
変わんねぇよな?』



『えっ…!?』



『それどういう意味?』



『ん…?』



『付き合った頃からずっと
俺に遠慮ばっかしてるって事!』



頑張り屋の彼女だからこそ
本当はもっと甘えて欲しい。



それが俺の本音だった。
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