星屑の涙
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「はぁ……」
ドアを閉めたとたんに、自然とため息が出た。
まるで今までぐっと息を止めていたみたいに、息苦しい。
……いつからこんなにも、毎日が息苦しく、
生きにくくなったのだろう。
買ってきたコンビニ弁当をテーブルの上に置き、流れ作業のようにテレビをつける。
21時56分。
画面にはちょうど番組と番組の合間に流れるニュース番組が映し出された。
無表情の女性アナウンサーが小さく頭を下げる。