BEAST POLICE
竹中は組長(おや)である鬼首に無断で『義絶状』を送り、実質的に鮫島組への絶縁を表明。

鬼首が事態の収拾を図る為に動き出すも時既に遅く、竹中は鮫島組の構成員達によって拉致された挙句、凄惨な暴行の末に殺害されてしまった。

竹中が殺害された時点での勢力は鬼首會約470人、鮫島組は約600人と鮫島組が有利であった。

ところが、鮫島組に付いた組員は鬼首會の代紋が無くなると途端に稼ぎが激減。

裏社会でも武闘派として恐れられた鬼首會の代紋がなくなるというのは、それほどまでに影響のある事だったのである。

更に、鬼首會の猛烈な切り崩し工作で、当初は数の上で優勢だった鮫島組はガタガタになる。

鬼首會1040人、鮫島組280人となり、鮫島組の弱体化は明らかになった。

< 113 / 490 >

この作品をシェア

pagetop