BEAST POLICE
先にシャワーを浴び、ベッドで待っていた鬼首のもとに、女はバスタオル一枚で戻ってくる。

近づいてくるなりベッドに押し倒す鬼首。

ベッドの中で、さあこれからというタイミングで彼女は言い出した。

「ねえ、コレ使おうよ」

それは、小さな錠剤だった。

「いつもよりちょっと気持ちよくなるお薬なの。凄く、よくなるんだよ…?」

鬼首の耳元で囁く女。

鬼首は。

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