BEAST POLICE
「…構わねぇぜ」
鬼首は巽の顔を見た。
「端から刑事(デカ)のお前なんざ信用していねぇ。利用できるもんはお互い何でも利用すりゃあいい。京阪神連合の連中叩き潰す間だけ、巽とだって手ぇ組んでやるさ」
「…決まりだな」
巽は革ジャンのポケットからスマホを出した。
「外事四課に永瀬 恭一(ながせ きょういち)って知り合いの捜査員がいる…ソイツに頼んで、京阪神連合の奴らの動きを探らせる。京阪神の手薄な所を突いて、仕掛ける事にしよう」
鬼首は巽の顔を見た。
「端から刑事(デカ)のお前なんざ信用していねぇ。利用できるもんはお互い何でも利用すりゃあいい。京阪神連合の連中叩き潰す間だけ、巽とだって手ぇ組んでやるさ」
「…決まりだな」
巽は革ジャンのポケットからスマホを出した。
「外事四課に永瀬 恭一(ながせ きょういち)って知り合いの捜査員がいる…ソイツに頼んで、京阪神連合の奴らの動きを探らせる。京阪神の手薄な所を突いて、仕掛ける事にしよう」