BEAST POLICE
「他に方法はねぇだろう」
巽がショルダーホルスターとヒップホルスターの愛銃コルトローマンの弾丸を確認する。
「それに、たった二人で全構成員を相手する訳じゃねぇ…歌舞伎町には警察官も配備されている。俺達が暴れれば、当然騒動を鎮圧する為に警察官も動く。その混乱に乗じれば、新宿東宝ビルに近づくチャンスはある」
「いっそ警察に任せる訳には…?」
雛罌粟が言うが。
「女や堅気にゃわからねぇだろうがな」
鬼首が静かに呟く。
「組員(こ)の無念晴らすのに、警察任せにする訳にゃいかねぇ…極道ってな、そういうもんなんだよ」
巽がショルダーホルスターとヒップホルスターの愛銃コルトローマンの弾丸を確認する。
「それに、たった二人で全構成員を相手する訳じゃねぇ…歌舞伎町には警察官も配備されている。俺達が暴れれば、当然騒動を鎮圧する為に警察官も動く。その混乱に乗じれば、新宿東宝ビルに近づくチャンスはある」
「いっそ警察に任せる訳には…?」
雛罌粟が言うが。
「女や堅気にゃわからねぇだろうがな」
鬼首が静かに呟く。
「組員(こ)の無念晴らすのに、警察任せにする訳にゃいかねぇ…極道ってな、そういうもんなんだよ」