BEAST POLICE
ブラジリアンキックと右フック。

共に命中しないまま、両者は交錯していた。

「いい蹴りだ…昔からお前は蹴り技が得意だったな」

「倉本さんの突きも錆び付いていないですね…相変わらずの、命中したらぶっ殺されるんじゃないかって正拳突きだ」

互いに言葉を交わす二人。

そんな彼らのもとに。

「ここにいたのか」

刑事部長がやって来る。

「すぐに準備してくれ。新しいミッションだ」

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