BEAST POLICE
「おい、巽」
倉本が制止するが。
「始末書なら何枚だって書いてやりますよ」
巽は犯人から目を逸らさないまま言う。
「容疑者にも人権がある…そんな事言ってるから、犯罪者は増長する。逮捕されても死刑にならなきゃどうって事ねぇって考えてる奴もいる…こんな奴らに黙秘を認めたら、爆破事件で死んでいった被害者に顔向けできねぇですよ」
引き金に指をかけ、巽はドスのきいた声で言う。
「てめぇら過激派言う所の『殉教者』として死ぬか、洗い浚い吐くか、今すぐこの場で決めろ。俺ぁ別にどっちでも構わないぜ?」
鬼の形相で言い放つ巽に。
「ま、待てっ!」
武闘派で鳴らした大東亜反日武装戦線のメンバーも、思わず口を開いた。
倉本が制止するが。
「始末書なら何枚だって書いてやりますよ」
巽は犯人から目を逸らさないまま言う。
「容疑者にも人権がある…そんな事言ってるから、犯罪者は増長する。逮捕されても死刑にならなきゃどうって事ねぇって考えてる奴もいる…こんな奴らに黙秘を認めたら、爆破事件で死んでいった被害者に顔向けできねぇですよ」
引き金に指をかけ、巽はドスのきいた声で言う。
「てめぇら過激派言う所の『殉教者』として死ぬか、洗い浚い吐くか、今すぐこの場で決めろ。俺ぁ別にどっちでも構わないぜ?」
鬼の形相で言い放つ巽に。
「ま、待てっ!」
武闘派で鳴らした大東亜反日武装戦線のメンバーも、思わず口を開いた。