キミと私の二度目の恋。






二日ほど経った昼休み、今日の放課後は暇だと思い宏へ電話することにした。



プルルルルルル――…



何コールも鳴っているはずなのに、私の電話に出る様子がない。


どうしたんだろう?



『ただいま、電話に出ることが出来ません。ピーという』



プツリ…



「また後で電話してみよ…」



ポツリと私は呟いた。





放課後。


校舎内から出た私は宏にもう一度電話することにした。


…………………


それでも、宏は電話に出ない。


何かあったのだろうか。



「咲希?」





< 7 / 47 >

この作品をシェア

pagetop