学園的恋愛苦悩
新学期
美奈side
春休みは無事に終わり、今日から一学期になった。
いよいよ私達生徒会の本格始動‼︎
頑張ります‼︎
「おはよー。久しぶりー。」
たくさんの人が、そんな会話を交わしていた。
しかし…どうして私はこんな状況にいるのだろうか。
ときは遡り、30分前…
私は他の生徒会メンバーと始業式の準備をしていた。
すると…
「神原さんと里崎くん、あの二人を連れてきて?理事長室にいるから。あとのみんなはもう教室に帰っていいからね。」
「「「「「はぁーい」」」」」
コンコン…
「「はい。」」
「美奈ー‼︎会いたかったぞ‼︎たまには来いよー」はあ、うざい、無視しよう。
「「おはよー」」
「おはよ。」
「おっす」
「俺を無視するなー‼︎」
「理事長、相変わらずですね。」
理事長は私の従兄、梶原翔。
とにかくうざい。ってなわけで、ほっときましょーー‼︎
「「ばーか」」
珍しい‼︎裕と康太が揃った!
明日は霧が濃くなるだろうなw
「んじゃ、教室に案内するねぇ」
「ああ。頼む。」
玲と私で二人を教室に連れてきた。
そしてそのあと
みんなは転校生が来るって知らなかったのか、すごく驚いてた。
二人はすぐに人気者になった。まあ、イケメンだからね?
そして時は戻り、
たくさんの女子に私は睨まれている。
それから、私と玲が二人の世話係になった。
きっと私が近くにいるのが気に入らないんだろうね。
めんどくさいなあ。