Dark Moon&Star's 完結
家族
星夜と別れ、あたしは車に乗り込むなり、瑞輝さんに連絡を入れる。


『雫月ちゃん?響輝、まだ、、、』

「響輝くん。やっぱり、こっちに来てた」


あたしは早く響輝くんのことを伝えるために、瑞輝さんの言葉を遮る。


あたしの言葉を聞き、瑞輝さんから安心したような、ホッとしたような声が漏れる。


「それで、、、今日は、家で響輝くん預かろうと思うんだけど、、、ダメ、かな?」

『え?、、、でも、、、』

「ちゃんと、響月の家族をママにも紹介したいんだ。もちろん、瑞輝さんのことも」


だって、響輝くんは響月の子供で、、、


瑞輝さんは響月が愛した人。


だから家族として、これから、、、


あたしは瑞輝さんと接していきたい。


、、、瑞輝さんさえ、良かったら、、、

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