Dark Moon&Star's 完結
そして、みんなも響輝くんのことに気付き、目を見開く。


「あれ?雫月ちゃんの子供?」


遙のママだけは、そんな天然爆発な発言をする。


響輝くんはみんなに見られ、ギュッとあたしの服にしがみつく。


「怖がってる」


あたしは、みんなに向かって言う。


そして、あたしは響輝くんのことを安心させる様に寄り添う。


「大丈夫だよ?怖い人たちじゃないから」

「、、、うん」


響輝くんはまだ不安なのか、服から離れない。


「こっち」


そんな響輝くんのことを、連れて行く。


「、、、パパ?」


部屋に飾られてある、響月が写った写真を見て言う。


「パパって、、、まず、その子誰の子?」


アキトが無神経にも、そんなことを言う。

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