Dark Moon&Star's 完結
それでも、きっと星夜は誰も責めてなんか居なかったと思う。


誰かのせいにもしなかったと思う。


自分自身を責め、そして、、、


たくさんの後悔をしたと思う。


そんな星夜に、あたしは酷い言葉しか浴びせられなかった。


突き放すような言葉しか、あたしの口からは出てくれなかった。


だから、あたしは星夜を壊してしまった。


どんな時も、星夜の味方で居てあげなきゃイケなかったあたしが、、、


「もし仲間の為に手を出して、、、君らに何かあった時。仲間や君らのことを大切だと想ってる人間が、1番傷つくんだよ?それって、凄く悲しいことだと思わない?」


あたしは、そう思うよ?


守られた人間も、守った人間も、、、


結局は、悲しい道しか用意されていないんだもん。

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