Dark Moon&Star's 完結
「自分の人生だから、好きなように生きたら良い。仲間と楽しければ、それで良いと思う。だけど、誰かの為に、自分を殺さなきゃいけない時はある」


それを今の彼らにしろ、とは言わない。


だけど、知っておいて欲しい。


「それはカッコ悪いことじゃない。そこだけは、間違えないで」


それに、2人は何も言い返してこなかった。


だから彼らに、あたしの気持ちが通じたかはわからない。


でも、あたしはちゃんと言った。


それが、、、事実。


それをどう、受け止めたかは聞かない。


受け止めろとも、言わない。


あたしは、歩き出す彼らの背中をただ、、、見送った。


間違っても、良い。


ただ、自分の間違いから目を逸らす人間になりませんように、、、


そんなことを願って、、、

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