Dark Moon&Star's 完結
子供たちはあたしの声を聞き、不思議そうにあたし達のことを眺める。


「話を、、、聞いてくれないか?」


そう言い、頭を下げられる。


「パパ?」

「雫月?」


そう、子供たちが声を掛ける。


「、、、なんでもない」


優くんからしたら、あたしはパパをイジメてる人間に見えているのだろうか?


不安そうな顔で、あたしに敵意の目を向ける。


子供には、罪はない。


それにあたしだって、そんな目で見られて好い気はしない。


だから、そんな言葉を口にしてしまう。


「優、お友達と遊んで来な?パパは、大丈夫だから」


それにまだ不安な顔をしながらも、パパに言われて、優くんと響輝くんはブランコの方へと行く。

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