Dark Moon&Star's 完結
「総。あんたも。自分に関係ないみたいな、顔しないで」


あたしは壁に寄りかかってる、総にも言う。


「しゃーせん」


口だけだが、総も謝った。


「秋。あなただけよ」


秋はあたしの言葉に、舌打ちを溢す。


「、、、すいません、でした」


喧嘩越しにそう、秋が言う。


秋の言葉を聞き、1年生の子たちが笑い出す。


「バカじゃね?先公に言われて、、、」


、、、バカ?


何も知らねぇ、ガキが、、、


あたしは彼らに、笑いかける。


「バカ?君らには、そう見える?」

「あぁ。先公の言うこと聞いて、これが夜狼会の幹部のやることかよ」


そう言い、笑う。

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