Dark Moon&Star's 完結
「そう。彼らと君らが同じじゃなくなくて、嬉しいわ」

「同じ訳ねぇだろ?俺らは先公の言いなりには、ならねぇ」


彼らだって、別にあたしの言うことを聞いたわけじゃない。


彼らは彼らのプライドを守るために、したこと。


あたしの顔から、笑みが消える。


「そうね。彼らは、君らと同じ所まで落ちてないものね?」

「てめぇ」


あたしの言葉に、1年のガキどもを見る。


彼らの瞳には、何が写っているんだろう。


、、、まぁ、何も写ってないか。


「だって、彼らは人に頭を下げた。そんなこと、君らには出来ないでしょ?」

「出来ねぇんじゃねぇ。しねぇんだよ、俺らは、な」


勝ち誇ったような、顔をする。

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