Dark Moon&Star's 完結
目を覚ますと、ギュッと星夜に抱き締められていて、、、


あたしは、寝てしまったんだと気付く。


上から聞こえる、星夜の寝息。


それに、幸せを感じた。


だからあたしは、星夜の胸板に顔を埋め、、、


この小さな、小さな幸せに、、、


永遠なんかを、望んでみたりしたんだ。


本当に、小さな小さな幸せ。


それさえも、今のあたしの手にはとても大きな、大きな幸せに感じた。


だから、零れ落ちないように、、、


必死で、その幸せを掴もうとした。


幸せに、形なんて、、、ないのにね?

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