Dark Moon&Star's 完結
そうやって、自分から敵を作って、、、


彼らは、何をしたいのだろうか?


それに、中に居る子たちのほとんどが怪我をしていた。


「てめぇ、誰だよ」


1人の男の子が、あたしの前に立ちはだかる。


正直、邪魔だ。


きっと彼らは、この奥の部屋に居るだろう。


「あたしは用が在って、ここに来たの」


用がなきゃ、ここになんて来ないわよ。


あたしは、歩みを進めようとした。


__グイッ__


なのに、目の前に立ちはだかる子に腕を掴まれた。


「ここは、おめぇみてぇな奴が来る場所じゃねぇんだよ」


あたしは目の前の男の子の目を見る。


、、、濁ってる。


そんなんじゃ、何も見えねぇだろ。

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