Dark Moon&Star's 完結
水城先生は女の先生で、年の頃ならあたしよりも2、3つ上だろうか?


「白戸先生と同じで、あたしも2年の担任なんです」


、、、同じ?2年?


あたし、そんな話聞いてないんですけど、、、


水城先生は、あたしのことを席へと案内しながら言う。


「あたし、2年の担任なんですか?」

「あれ?聞いてなかったですか?」


はい、全く!!


どうやら、あたしと水城先生は席が向かいの様だ。


「白戸先生は2-Bで、あたしは2-Cなんですよ」


、、、はぁ。


「あ、瀬戸先生。おはようございます」


水城先生が誰かに挨拶をする。


「おはようございます」


そう、少しダルそうな返事が後ろから聞こえた。

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