Dark Moon&Star's 完結
そこに調度、チャイムが鳴る。


それに、あたしはホッとした。


「そう言えば、今日入学式なんで朝の職員会議ないんですよね?」


水城さんは、瀬戸先生に確認する。


「なんか、そんなこと言ってましたね」

「学年主任も、入学式の方に行くって言ってましたもんね」


よくわからないが、2人はそんな会話を始める。


あたしは机の上に置いてあった、家庭調査書に目を通す。


、、、なんで、証明写真なのにガン付けてんだよ!


なんて、突っ込みながペラペラとページを捲る。


「白戸先生、可哀想ですよね。よりによって、2-Bの担任」

「え?」


あたしは、水城先生の言葉を聞き返す。

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