Dark Moon&Star's 完結
水城先生は、あたしの顔を見て苦笑いを溢す。


「やっぱ、聞いてません?」


、、、何をでしょうか?


あたしの顔は、少し引きつる。


「今のB組って、学年で有名な子たちが集まってるですよ」

「それって、、、」

「問題児と言うか、不良と言うか」


、、、嘘。


「白戸先生、夜狼会って言う暴走族を知ってますか?」

「、、、まぁ」

「その夜狼会のトップの子たちが、2-Bに勢ぞろいなんですよ」


、、、なんで、一緒にしちゃうかな?


普通は、クラス離すだろ?


あたしは心の中でため息を吐く。


てか、ここに元夜狼会の総長さんが居らっしゃるじゃないですか!


それなのに、なんであたしがそんなクラスの担任なわけ?

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