夏休み

  ミーンミンミンミーン

  「あっちぃ・・・」

  あたしは、架奈ちゃん家に向かって歩いていく。
 
  架奈ちゃん家の道のりは、坂道!&日向!

  もぉ疲れたぁ・・・
 
  「はぁ~・・・」

  近くにあったベンチの腰をかけた。

  「どうしたの?大丈夫?」

  え・・・?誰・・・

  「あ、アイスいる?暑いでしょ。」
 
  「あっ・・・あの・・・」

  「あ、ごめん。オレは山光 奈斗。」

  え・・・?山光って・・・

  「架奈ちゃんのお兄さん?」

  「あれ。架奈の友だち?」

  「あ、はい・・・そうです。」

  結構、カッコいい・・・奈斗君かぁ・・・

  「そうなんだ。じゃあ、一緒に行こうよ。」

  奈斗君は、乗っていた自転車をツンツンと叩いた。


       運命の出会いの始まり・・・
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