あたし物語。
『カオル、あたしと付き合ってみない?』
違うよバカ!!
なんでこんな可愛くない言い方しかできないの!?
カオル黙っちゃったし!!
それでも必死にOKがでるように説得してたら…
『ほら!!菜摘の反応とかもおもしろそうじゃない!?だから試しに「…いいよ」
は!?
慌てて自分でも何を言ってるかわからないあたしをカオルが遮った。
「付き合おう」
嬉しくて目が潤む。
それを隠すために下をむいた。
「どした?」
頭を撫でられた瞬間、とても安心できた。