あたし物語。

…イヤな夢をみた。



カオルが強がって笑顔でいるあたしをおいて泣きじゃくってる女の子のところにいっちゃう夢。



どこか現実味があった。



まさか後々それが現実になるなんて…

――――――――

「マナ~?どう?」



1時間後、アイチャンにおこされた。



夢だったんだ…



バカみたいにホッとしてる自分がいた。



『今日は帰る』



「うん。
そのほうがいいよ。
顔色悪いし」



< 164 / 260 >

この作品をシェア

pagetop