あたし物語。

「じゃあ中2と中1はお風呂いってきて!!」



…女ってすごい。



この言葉を聞いた瞬間仲いいグループができあがった。



「大丈夫?」



空耳かと思った。



あたしなんかを心配してくれる人がいるなんて思わなかったから。



『…大丈夫です』



泣きそうになった。



人の優しさに触れるのは久々で…



たったひとことであたしは少し救われたんだ。




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