【短】勇者の腕枕で アルマゲドン回避


カズミチの反応が面白くて、私の口元には笑みがこぼれる。


リボンタイをほどき、ブラウスのボタンを1つずつ外していった。


「……」


カズミチのメガフォンを操る手が止まり、視線が、あたしの指先に釘付けになる。


次第にあらわになるブラのレースと胸の谷間。



3つ外したところで指の動きを止めた。



「…ね、あたしの胸、何カップだと思う?」


「そ、そんなこと分かるかよ…」


カズミチは、俯く。


「当てて!」


「…Aカップくらいかな?」


「ブー‼」

あたしは頬を膨らませた。


「大ハズレ!正解はDカップです!」


「そんなデカイの…」


眩しそうに、あたしの谷間をガン見する。


あらあらいいの?先生のくせに。


「ね、スズキ先生」


あたしは、膝に両手をクロスさせてつき、谷間をさらに深くした。


クスクス笑いが止まらない。


「…なんだ?」


「先生は本気の恋をしたことがある?」


ゆっくりと右足を跳ね上げて、左足の上に乗せる。


スカートの裾が捲れて、ピチピチの太ももが剥き出しになった。


カズミチはそれを横目で見ながら、こほんと咳払いをした。





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