愛ある交わり〜真っ直ぐな君と出逢って〜
部活が終わり、俺は女子バスケ部の中で俺を好きそうな生徒を引き止めた。
「あっ!佐伯!」
「はい?」
「佐伯、この後、俺の家にこれるか?話がある。」
他の奴には聞こえないように小声で話した。
「え?」
佐伯は顔を赤らめ俯いた。
俺のこと好きだな・・・
確信した俺は、わざと良い先生を装った。
「無理だよな。突然ごめんな?」
その言葉で焦った佐伯はバッと顔をあげ
「大丈夫だよ!行く!」
「そうか?じゃぁ、俺ん家わかるよな?待ってるから。それと、他の生徒には内緒だぞ?」
そう言ってウインクすると佐伯の顔は更に赤くなった。
楽勝♪楽勝♪♪
佐伯の後ろ姿を見てニヤリとした。